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『1万回生きたネコが教えてくれた 幸せなFIRE』は、FIREを目指さない人にも刺さる1冊だった

「FIRE(ファイア)」って最近よく聞くけど、なんだか遠い世界の話…

「FIRE」とは、
Financial Independence, Retire Early(経済的自立と早期リタイア)の略。
つまり、お金に縛られず、自由に生きることを目指す考え方です。

最近では若いうちにFIREを目指す人が増え、SNSやメディアでも頻繁に取り上げられています。
しかし、こう思ったことはありませんか?

「そんなの一部の人だけの話でしょ?」
「投資とか節約ばかりで、今の生活を楽しめないなら意味ないのでは?」
「FIREって目指さなきゃいけないものなの?」

そんなモヤモヤをまるごと肯定してくれる本が、ヒトデさんの
『1万回生きたネコが教えてくれた 幸せなFIRE』です。

「FIREを目指さなくてもいい」って、ハッとしませんか?

この本には、FIREのノウハウだけでなく、
「自分にとって本当に幸せな生き方とは?」という根本的な問いかけが詰まっています。

著者であるヒトデさんは、実際にFIREを達成した方ですが、彼がこの本で伝えているのは、
「FIRE=正解」ではなく、「幸せな生き方の一つの選択肢にすぎない」ということ。

「FIREを目指すのも自由。目指さないのも自由。
でも、あなたの人生は“今”幸せですか?」

そんなふうに語りかけてくる本なのです。

「このまま定年まで働き続けるのかな…」と疲れている人にこそ読んでほしい

  • 朝の満員電車がつらい
  • 会社のために頑張っているけど、なんのために働いているのかわからない
  • 毎日を繰り返しているだけのように感じる

そんなふうに感じている人にとって、この本は
“生き方の地図”をそっと手渡してくれるような一冊です。

FIREのことをまったく知らなくても大丈夫。
むしろ、「FIREなんて自分には縁が無いし別に興味もない」と思っている人ほど心に刺さる内容かもしれません。

なぜ「猫」なの?

タイトルにある「1万回生きたネコ」。
これは、絵本作家・佐野洋子さんの名作『100万回生きたねこ』にインスパイアされています。

この物語は、何度も生まれ変わりながらも「自分の人生」を生きたことがなかった猫が、
最後に「本当に自分のために生きること」の意味を知るという深いテーマの絵本です。

ヒトデさんはこの物語を、自身の働き方・生き方と重ね合わせ、

「今の自分は、誰のために、何のために生きているのか?」
という問いを、読者にも投げかけています。

FIREの話でありながら、人生全体のテーマに触れるこの一冊に、「猫」というモチーフがとてもよく合っているのです。

精神論や理想論ではなく、「具体的な例」で語られるから納得できる

この本が読みやすく、説得力がある理由のひとつは、
精神論や抽象的な理想論にとどまらず、実体験ベースの具体的な事例が豊富に盛り込まれていることです。

たとえば──

  • 月々の生活費を5万に抑えてFIREに成功した女性 (極端な節約で成功)
  • 仮想通貨への投機でFIREに成功した男性 (投機で成功)
  • アフィリエイトブログで相当な努力をして月収100万超えを達成してFIREに成功した男性 (副業で成功)
  • 投資で資産5000万でFIREを達成するも、市場暴落で不安に耐えられなくなる男性 (投資のみのFIREで失敗)
  • 7000万円の資産でFIREし、趣味に旅行にと励むもいつしか空虚感に耐えられなくなる男性 (生きがいを見失い失敗)

など、いろんな成功、失敗パターンの事例から「自分だったらどうかな?」と想像しやすい話ばかり。

理想やポジティブな言葉で終わらせず、現実的な選択肢と、その先の“気づき”まで描いてくれているからこそ、心にスッと入ってくるのです。

読後には、不思議と心が軽くなった

この本には、具体的なお金の話も書かれていますが、
それ以上に印象的だったのは、

「働くこと=悪」じゃない
「逃げてもいい」
「自分の幸せに素直になっていい」

という、やさしい言葉たち。

読み終えたとき、「こうしなきゃ」ではなく
「こうしてもいいんだ」と思える自分に出会えるかもしれません。

最後に:FIREを目指してもしなくても、人生の主役は自分

ヒトデさんのこの本は、FIREのことを知りたい人にも、
「このままの生活でいいのかな?」と立ち止まりたくなっている人にも、
等しくおすすめできる一冊です。

“幸せなFIRE”とは、「早期リタイア」ではなく、「自分らしく生きることを発見すること」かもしれません。

📚 『1万回生きたネコが教えてくれた 幸せなFIRE』疲れた心に、そっと寄り添ってくれる言葉たちが待っています。

おまけ)この本を薦めるあなたはどうなの?

この記事を書いている筆者は2年前に22年勤めた会社を退社して現在個人事業主として生き方を模索しています。

退職後半年のモラトリアム期間を経て、現在は過去の仕事に関連する個人事業を行いなんとか生計を立てながらサイドFIREを目指しています。

モラトリアム期間は何もしなくても誰にも何も言われない、求められない。確かに楽。だけど誰にも何も求められない、自分はいてもいなくてもこの社会に何も影響がない存在?

これは本当に自分が望んでいたこと

その疑問に答えてくれたのがこの本!そんな一冊です!

1万回生きたネコが教えてくれた 幸せなFIRE [ ヒトデ ]

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